福井日銀総裁問題

今、マスコミは、日銀の福井総裁が村上ファンドに1000万円を投資していたことを大問題として連日ニュースで取り上げています。ただ萌は、福井総裁の肩を持つわけではないけれども、これの何が大問題なのかさっぱり分かりません。。。

福井総裁が村上ファンドに投資したのは日銀総裁就任前の民間(富士通総研理事長)時代。しかも自己資金での投資です。また、村上ファンド自体は、運用を指示できない一任勘定。結果として、村上ファンドは、先日証券取引法違反容疑で逮捕された村上世彰容疑者が代表を務めていたファンドだった、というだけです。

確かに、福井総裁は、日銀総裁就任にあたり、その立場を踏まえて、当時投資していたものを全て解約する方がベターだったとは思います。でも、自分で運用を指示することの出来ないファンドを敢えて解約する必要はないし、ファンドを保有し続けること自体に違法性があったとは言えません。マスコミは、日銀総裁の資産内容開示を提言すればいいだけの話だと思う。

むしろ問題視するなら、今年2月にファンド解約を申入れたことではないでしょうか?この2月という時期は、量的緩和解除直前という、市場にとっては非常に微妙な時期。量的緩和解除になれば、金利が上昇→株式市場への資金流入が減少→ファンドの資金運用が困難、となる可能性は高いです。それを事前に把握できる立場にいた福井総裁がファンドを解約したら、それは市場の攪乱要因になるかもしれません。

問題の本質は何なのか、、、これをきちんと理解してマスコミは騒ぐべきだと思った萌でした。。。

オペラ「こうもり」

今日は、萌が銀行の支店にいた時の副支店長夫妻に誘われて、オペラ「こうもり@新国立劇場」を観に行きました!「こうもり」はワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡ世がウィーン郊外で書き上げたオペレッタの最高傑作。全3幕、ドイツ語上演(字幕付)で、公演時間は3時間。萌はこういう本格的なオペラを見るのは初めて。本番の公演は6月14日からで今回はリハーサルの分を招待する、というものだったけど、本番同様の催しで、4階席からなる大会場も満員でした!

物語は、大晦日の昼下がり。妻とウィーン郊外の別荘に滞在中のアイゼンシュタインは、顧問弁護士の不手際で禁固刑を受け大憤慨。然し友人ファルケに誘われ、妻ロザリンデには刑務所へ出頭すると偽って美女揃いの舞踏会へ。ファルケの指示通り別人になりすましたアイゼンシュタインだが、仮面の美女を妻と気づかず口説く。翌朝、刑務所に出頭したアイゼンシュタインは、駆けつけた妻の浮気を疑うが、昨晩の証拠物件を持つ妻にすっかりやり込められる。そこへこの茶番劇の仕掛け人ファルケが現れ、「全てはシャンパンのいたずら!」と大団円を迎える、というもの。

随所に美しいワルツやポルカ、気品あふれる洒落などがちりばめられ、生のオーケストラと迫力ある歌声、華麗な踊りが見事に調和。ドイツ語上演なのだけど、所々に日本語を入れて笑いをとる(この間合いも実に素晴らしい!)など、脚本も最高でした!しかも浮気者の夫が最後にやり込められるという、風刺のきいた内容にも満足!?

今回、萌達は3階正面少し横に座ったのだけど、この席、本番ではB席で13,650円(ちなみに2階正面のSS席は21,000円!)うわ、元副支店長様(今は上場会社の役員をなさってます)、こんなすばらしい公演にご招待いただき、ありがとうございました!!!またこういうのがあれば是非誘ってくださ~い笑顔

ウェブ進化論

複数の方が推薦していた本「ウェブ進化論/梅田望夫」をついに読みました!萌はあまりITには詳しくはないけれど、インターネットで検索したりSNSに参加していたりする人であれば十分に理解できる位に、グーグルの本質やヤフーとの違い、ロングテールWeb2.0などについて、非常に分かりやすく書いてありました。中でも萌が特に印象深かったのは「オープンソース現象」と「不特定多数無限大への信頼」。

「オープンソース現象」の例として、ウィキぺディア(ネット上の誰もが自由に編集に参加できる百科事典)があげられていました。百科事典と言えば、権威ある学者や専門家を集め、莫大なコストをかけたリアル世界のプロジェクト。でも、ウィキぺディアは「誰でも参加型」で「コストゼロ」。わずか5年の間に項目数は87万語(英語)とブリタニカの10倍以上になり、今も日々ネット上で進化し続けています。しかも調査結果から、不特定多数無限大の知の集積は「完璧ではない」が「そこそこの信頼性」があるようです。

更にこの本では、『Wisdom of Crowds(群集の叡智)/ジェームズ・スロウィッキー』=「適切な状況の下では、人々の集団こそが、世の中でもっとも優れた個人よりも優れた判断を下すことがある」の仮説も挙げていました。ネット上の「個」は分散、多様性、孤立性を備えており、「無数の「個」の意見を集約するシステム」も作られつつある今、「群集の叡智」の仮説はネット上で試行される時代になった、と。

地球上では戦争など様々な課題が山積しています。こういう問題も、分散・多様性・孤立性を保った「個」の意見を集約すれば、一部の権力者のみで判断、実行された結果よりもきっといい解決策が出てくるような気がします。世界の問題を解決に向かわせるのは、ネットが普及した今だからこそ「不特定多数無限大の良識」であると萌は思いました笑顔 
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